『ヒーロー戦記エオレンジャー』第25話「停滞~Suspend~その4」『ヒーロー戦記エオレンジャー』第27話「停滞~Suspend~その6」

2020年01月09日

『ヒーロー戦記エオレンジャー』第26話「停滞~Suspend~その5」

━本当はもうちょっと説明を細かにしたかったりはするんですが…
20200109-01

センジマンです。

流れのテンポ感みたいなのを更に崩してしまいそうで書けるだけ書いてしまっております@@


第1話 第25話(前) 第27話(次)





※この物語の世界設定等はオンラインゲーム「Final Fantasy XIV」に準ずる部分が多く含まれます。ただ…ファンタジーな設定は余り出てこないかもしれませんのでご注意下さい。なるべく体験談や事実を元にして行こうと思いますが人物名称等は実在の物とは違う物もあり、時系列も前後したり完全にフィクションの部分も多々あります。


『ヒーロー戦記エオレンジャー』第26話「停滞~Suspend~その5」



説明しよう!『ヒーロー戦記エオレンジャー』とはオンラインゲームファイナルファンタジーXIVの中で良い子のみんなの笑顔を守る為に悪の存在「ギース」と戦う…光の戦士達の事である!

~主題歌「ヒーロー戦記エオレンジャー!」ナレーションより抜粋




「うお!行き倒れ…?大丈夫ですか良い子のみんな!って血まみれ!?…んじゃこのソーセージ食べて元気に…って何どうしたの突然切りかかって来ないで!あぶな!あぶなオブあぶな!?…避けなかったら死ぬ奴ですよこれ!!ってよくルガディン引きずったまま斬りかかる元気あったなマジで!ちょやめッ…あぶないって!!


ブルーとソレは膠着状態で崖下から聞こえるそのやり取りをしばらく聞くハメになった。


・・・


~少し前…エオレンジャー視点


「ねぇセンジマン?何か向こうの方…ちょっと陰りを感じるんだけど前言ってたギースってあんな感じなの?」


センジマン達はユーの修行に付き合ってリムサ・ロミンサから船で東へ向かっていた。東方の地へ赴く為だ。戦いも無事終わりホッとした束の間、ふと北西を見ながらユーはそう言った。


「ん?どこだい?…って何かピリっと来たぞ?!イエローは見ない方が良いレベルかもしれない、気をつけろ…。」


センジマンはイエローの良すぎる「眼」を気遣いながらユーと同じ方向を睨んでいた。ギースの気配を…僅かに感じる。しかしそれ以上に何か異様な感覚も感じていた。


「あの時感じた…バーニングウォールの変な感覚に似てる。マリンも気をつけるんだ!あの感覚に捉われると結構キツい。」


マリンもその言葉に両手でイエローを目隠ししながら頷いた。


「うん。エレの目隠しで忙しいからソレどころじゃなくてちょうど良かった!」


ギースの気配…。しかもこんなにも離れた位置から~ロードストーンも介さずに~感じたのは初めての事だ。しかもエオレンジャーとして覚醒していないユーが真っ先に感じ取る事も不思議だった。


「何が…起きている…?」


・・・


他の仲間~特にユーの気づきには気になる事があったが~には帰還する様に促してからセンジマンは独りで気になる気配を追う事にした。近づくに連れギースの気配は薄れたがその代わり心を擦る様な感覚が強まっていった。


「嫌な感じだなぁ…無性に八つ当たりとかしたくなって来る。携帯用木人とかあればいいのに…ッ。」


ギースの気配も僅かだが感じる。しかしこの前感じた「別の感覚」の方がセンジマンの心に纏わり付く様に入り込んで来てどうにもスッキリしなかった。気配を追って何とかモードゥナの北東部へ到着するが、心に入り込む何かを抑え込む事で精一杯になり…センジマンはしばらく動けずに居た。


膝を突き息を整え精神統一していると上の方で「ドン!」と音がしたと思うと目の前に何かがガラガラを音を立てて落ちてきた。崖崩れだと思い既の所で回避したが…そこには折り重なるように二人の人影が倒れていた。


・・・


「って何?!大剣持ってんのに何で原初の開放状態…?やばいそれすごく気になるんですが今度やり方教えてくれませ…んかね…ッとあぶな!」


センジマンはエレゼンの男が繰り出す大剣の剣撃をギリギリで躱しつつ何とか落ち着かせようと話しかけ続けたが、どうやらこれはセンジマンも手を焼いている「嫌な感じ」に心を飲み込まれてしまった末路だと程なくして気づいた。


「って事はその引っ捕まってるルガの人…やられちゃったのか…ったく。」


ばしっと言う音と共にエレゼンの振り下ろした大剣を素手で受け止めたセンジマンの背中から何やら熱気の様なものが放たれていた。「久々におじさん…ちょっとおこですよ。」そういうとセンジマンはエレゼンの男の赤黒く光る目を改めて睨み返した。


「おいアンタ…ルガの人って多分アンタの仲間なんだろ?そのしがみつき方でアンタを止め様としてるって事位は分かるんだ…。何やってんだよ!!!命かけて助けようとしてくれてる仲間見て、そのまま飲み込まれっぱなしとか…それでも男かよ!?」


センジマンはもう一方の手で男の頭を鷲掴みにして男の目の奥の奥、今は飲み込まれてしまってるであろう意識に檄を飛ばしていた。


「…分かってる。今引きずり出してやるから、その何か良く分からんアレもおじさんがふっ飛ばして丸ごと引っ張り出してやるよ!」


そういうとセンジマンは男の頭を掴んだまま乱暴に投げ、その勢いでルガディンの男も巻きつけた手を離し倒れ込んだ。そしてセンジマンは二人に歩み寄りエレゼンの男の頭をもう一度持ち上げ膝立ち状態にしてからありったけの力で…殴った。


「センジ…アンドセンジ!!エオレッド・ホワイトモード!!からのレイズからのアレ!!」


センジマンは赤いレッドモードで殴り、それから白いホワイトモードへとモードチェンジし二人を無理やり回復させた。エレゼンの男の方もそれで意識が飛び、二人とも気を失った状態となった。


「ダメだなぁ…やっぱおじさんおこになっちゃうと加減が分からなくなってしまう…反省しよう。あとマリンには絶対言えないなこれ…超怒られそうだし。そしてホワイトモードの修行しておいて良かったわ…。」


センジマンは強い意志で心を飲み込まれずに居たがあまり長く持ちそうにないと判断し、かねてから考えていた技を試してみた。


「うまく行きます様に…エオ・プロテス!」


パリン、と音が聞こえた後センジマンの心は少し安らいだ。エオ・プロテスのバリア機能が正常に働いたのである。倒れている二人にもエオ・プロテスを施してから…センジマンは改めて崖の上に感じていたギースの気配を見上げた。


「ギースよ、これは幾らなんでもちょっとオイタが過ぎるんじゃないか?」


見上げながらそう言うとバシュ!と言う音と共にドラゴンの力を呼び覚まし竜騎士の力「ドラゴンセンジャー」へとモードチェンジした。


~続く~


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また会おう良い子のみんな!

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