━イメージが湧いてくるのは有り難いんですが…
センジマン!
一気に書き過ぎて余計前後関係が分からなくなったりして自分で第1話から読み返したりしてます。
ちなみに画像は何となくのイメージです。
第1話 第10話(前) 第12話(次)
※この物語の世界設定等はオンラインゲーム「Final Fantasy XIV」に準ずる部分が多く含まれます。ただ…ファンタジーな設定は余り出てこないかもしれませんのでご注意下さい。なるべく体験談や事実を元にして行こうと思いますが人物名称等は実在の物とは違う物もあり、時系列も前後したり完全にフィクションの部分も多々あります。
『ヒーロー戦記エオレンジャー』第11話「4つの光」
3人は慌ててネイビーを引き剥がそうとした…その時!
『ハイデリンの力よ…エーテルリンク』
と4人の頭の中で声が聞こえた。
・・・
『みなさん…聞こえますか…?』
リンさんがセンジマン以外の4人の頭の中に直接話しかけていた。
『細かい説明は後です…貴方達4人の力を合わせて…センジマンを取り巻く闇を取り払うのです…』
リンさんがエーテルパワーを充填中にギースがセンジマンを取り囲んでしまった為、パワーが貯まった後も通信を遮られてコンタクトが取れないでいた。そこにネイビーが無理やりセンジマンの腕を掴み期せずしてリンさんとのアクセスラインが構築された。そしてその行為を止めに入った3人にもそのリンケージが拡大したのである。
『ギースは…悪の存在です…センジマンと共に戦ってきた貴方達ならば…何とかなるかもしれません』
「ちょっとこれ…全員聞こえてるって事…なんだね?」
その言葉に頷く3人を見てホワイトは状況を飲み込んだ。
「まぁ…よく分かんないけどセンさんのやってた事を私達4人で掛かれば何とか出来るって話…か。私の油断でこんな事に…ちょっと頭の中のアンタ!説明とかもういいから何をすればいいか教えてくれません?」
ホワイトは焦っていた。何がどうなってこうなったのかは全く分からないがとにかく自分がこのギースを招き入れてしまったと感じていたからだ。そのせいでココとエレシュを深く傷つけてしまった事への後悔を早く拭いたくてリンさんの言葉を待てずに捲し立てていた。
「ほら?エーテルチェンジャーの力を引き出してセンさんを取り込もうとしてるギースを払うんでしょ!合言葉とか…ポーズとか!何かあるんでしょう?早く…このままじゃ私の大切な仲間が…!」
『まずは皆の気持ちをひとつにするのです…焦ってはいけません…』
リンさんの言葉にホワイトはハッとしてエコレコの二人を振り返った。とても不安そうで心配そうな表情でホワイトを見つめていた瞳にホワイトは…自分を取り戻す事が出来た。
「うぉかっぺ。気持ちは分かるぜ…!」
ネイビーもセンジマンを掴んだ手にギースが纏わり付き力が入らなくなるのを何とか堪えながら振り向いてニカッと…力なく笑った。
「しかし焦るなっつっても腕から力が…落ち着け…落ち着け…!」
ネイビーの腕にココが手を添え、ホワイトとエレシュもそれに続いた。「これで4人で掴んでるのと同じだよでぃんでぃん!」とココ。エレシュも頷いた。力が少し戻ってきた。
『気持ちが揃いましたね…幸いギースの動きはセンジマンが抑えてくれているようです…貴方達に秘策を授ける時間は…ありそうですね』
リンさんはそう言うとそれぞれの脳内に直接「言葉」を送り込んできた。
「これが私の…セリフ?!いくらなんでもちょっと…?!」
ホワイトだけがかなり動揺している、他の3人は決意に満ちた表情でギースを睨みつけていた。
『さぁ…その言葉と共に仲間を救うのです』
「んじゃぁ行くぜぇ…」ネイビーがそう言ってエーテルチェンジャーに思いを込めてその「言葉」を叫ぶ。
「故郷の大地に生まれた想い…貫くはアラミガンファイター!エオ・ネイビー!!」
ネイビーのエーテルチェンジャーから濃紺の光が溢れ出る。続いてエコレコの二人も必死に叫んだ。
「私は海や空みたいに全部包み込んで助けたい…海・空・蒼の天使!エオレンジェル・マリン!!」
「お日様みたいに…みんなを明るくしたい…煌めく太陽の天使!エオレンジェル・イエロー!!」
ココのエーテルチェンジャーからは鮮やかなブルーの光が、エレシュのエーテルチェンジャーからは輝く黄色の光が溢れ出した。
「もう…こうなったら私も覚悟を決めるわ…!」
「私の心は純白の愛…ラブリー・キューピッド!エオ・ホワイト!!」
エコレコとネイビーが一瞬固まったがホワイトはそれに気付かないフリをした。
「わーってるって!私のガラじゃないって!!でも浮かんできたのがこれなんだからしょうがないじゃない!!」
『それはみなさんの心の奥にある想い…私はそれを引き出しただけ…』
「うるさい!!傷に塩塗るな!!!」
顔を真っ赤にしながらも…ホワイトのエーテルチェンジャーが白く…とても白く輝いていた。
『ナニ…コレ…ボクの体が…イヤだよぅ…どけてよう…』
エーテルチェンジャーの力が増したせいか4人にもギースの声が聞こえた。ギースは4つの光を拒絶する様にセンジマンから離れ…しかし消えずに漂っていた。
『今です…その光でセンジマンを呼び覚ますのです…!』
リンさんの言葉を聞いた4人は「せーの!」でセンジマンに手をかざし光を集中させた。
~続く~
第1話 第10話(前) 第12話(次)
また会おう良い子のみんな!
センジマン!
一気に書き過ぎて余計前後関係が分からなくなったりして自分で第1話から読み返したりしてます。
ちなみに画像は何となくのイメージです。
第1話 第10話(前) 第12話(次)
※この物語の世界設定等はオンラインゲーム「Final Fantasy XIV」に準ずる部分が多く含まれます。ただ…ファンタジーな設定は余り出てこないかもしれませんのでご注意下さい。なるべく体験談や事実を元にして行こうと思いますが人物名称等は実在の物とは違う物もあり、時系列も前後したり完全にフィクションの部分も多々あります。
『ヒーロー戦記エオレンジャー』第11話「4つの光」
3人は慌ててネイビーを引き剥がそうとした…その時!
『ハイデリンの力よ…エーテルリンク』
と4人の頭の中で声が聞こえた。
・・・
『みなさん…聞こえますか…?』
リンさんがセンジマン以外の4人の頭の中に直接話しかけていた。
『細かい説明は後です…貴方達4人の力を合わせて…センジマンを取り巻く闇を取り払うのです…』
リンさんがエーテルパワーを充填中にギースがセンジマンを取り囲んでしまった為、パワーが貯まった後も通信を遮られてコンタクトが取れないでいた。そこにネイビーが無理やりセンジマンの腕を掴み期せずしてリンさんとのアクセスラインが構築された。そしてその行為を止めに入った3人にもそのリンケージが拡大したのである。
『ギースは…悪の存在です…センジマンと共に戦ってきた貴方達ならば…何とかなるかもしれません』
「ちょっとこれ…全員聞こえてるって事…なんだね?」
その言葉に頷く3人を見てホワイトは状況を飲み込んだ。
「まぁ…よく分かんないけどセンさんのやってた事を私達4人で掛かれば何とか出来るって話…か。私の油断でこんな事に…ちょっと頭の中のアンタ!説明とかもういいから何をすればいいか教えてくれません?」
ホワイトは焦っていた。何がどうなってこうなったのかは全く分からないがとにかく自分がこのギースを招き入れてしまったと感じていたからだ。そのせいでココとエレシュを深く傷つけてしまった事への後悔を早く拭いたくてリンさんの言葉を待てずに捲し立てていた。
「ほら?エーテルチェンジャーの力を引き出してセンさんを取り込もうとしてるギースを払うんでしょ!合言葉とか…ポーズとか!何かあるんでしょう?早く…このままじゃ私の大切な仲間が…!」
『まずは皆の気持ちをひとつにするのです…焦ってはいけません…』
リンさんの言葉にホワイトはハッとしてエコレコの二人を振り返った。とても不安そうで心配そうな表情でホワイトを見つめていた瞳にホワイトは…自分を取り戻す事が出来た。
「うぉかっぺ。気持ちは分かるぜ…!」
ネイビーもセンジマンを掴んだ手にギースが纏わり付き力が入らなくなるのを何とか堪えながら振り向いてニカッと…力なく笑った。
「しかし焦るなっつっても腕から力が…落ち着け…落ち着け…!」
ネイビーの腕にココが手を添え、ホワイトとエレシュもそれに続いた。「これで4人で掴んでるのと同じだよでぃんでぃん!」とココ。エレシュも頷いた。力が少し戻ってきた。
『気持ちが揃いましたね…幸いギースの動きはセンジマンが抑えてくれているようです…貴方達に秘策を授ける時間は…ありそうですね』
リンさんはそう言うとそれぞれの脳内に直接「言葉」を送り込んできた。
「これが私の…セリフ?!いくらなんでもちょっと…?!」
ホワイトだけがかなり動揺している、他の3人は決意に満ちた表情でギースを睨みつけていた。
『さぁ…その言葉と共に仲間を救うのです』
「んじゃぁ行くぜぇ…」ネイビーがそう言ってエーテルチェンジャーに思いを込めてその「言葉」を叫ぶ。
「故郷の大地に生まれた想い…貫くはアラミガンファイター!エオ・ネイビー!!」
ネイビーのエーテルチェンジャーから濃紺の光が溢れ出る。続いてエコレコの二人も必死に叫んだ。
「私は海や空みたいに全部包み込んで助けたい…海・空・蒼の天使!エオレンジェル・マリン!!」
「お日様みたいに…みんなを明るくしたい…煌めく太陽の天使!エオレンジェル・イエロー!!」
ココのエーテルチェンジャーからは鮮やかなブルーの光が、エレシュのエーテルチェンジャーからは輝く黄色の光が溢れ出した。
「もう…こうなったら私も覚悟を決めるわ…!」
「私の心は純白の愛…ラブリー・キューピッド!エオ・ホワイト!!」
エコレコとネイビーが一瞬固まったがホワイトはそれに気付かないフリをした。
「わーってるって!私のガラじゃないって!!でも浮かんできたのがこれなんだからしょうがないじゃない!!」
『それはみなさんの心の奥にある想い…私はそれを引き出しただけ…』
「うるさい!!傷に塩塗るな!!!」
顔を真っ赤にしながらも…ホワイトのエーテルチェンジャーが白く…とても白く輝いていた。
『ナニ…コレ…ボクの体が…イヤだよぅ…どけてよう…』
エーテルチェンジャーの力が増したせいか4人にもギースの声が聞こえた。ギースは4つの光を拒絶する様にセンジマンから離れ…しかし消えずに漂っていた。
『今です…その光でセンジマンを呼び覚ますのです…!』
リンさんの言葉を聞いた4人は「せーの!」でセンジマンに手をかざし光を集中させた。
~続く~
第1話 第10話(前) 第12話(次)
また会おう良い子のみんな!